カタカナで書くとカルメラ・ローズ。ロスのモデル。そもそもは、Instagramでランジェリーや水着写真を披露してブレイクしたあと『VOGUE』に起用されるほどになったのだとか。そんなことはもう6年くらい前に騒がれたことなので、おっさん、いまごろなに言うてんねんって話かもしれない。
すまん。
まぁ珍しくないストーリーなんだそうですよ、いまどきは、Instagramでブレイクって。でも、それにしても、ずっと変わらずにこのレベルの、圧倒的な魅力満載の写真の数々って、いったいどういうことなんだろう。もちろん魅力満載の数々だからブレイクするのだろうが、なんだか、いまだに「出し惜しみゼロ感」がすごくないですかって話だ。
売れてきたから肌の露出を控えましょう、みたいな匂いがまったくない。
「私の魅力はここです」という最上級の表現で、あふれかえっている。もうね、無駄な写真……たとえば、きょう食べたラーメンがすごくおいしくて、みたいな写真がひとつもない。すべてが極上のベストショット!
きっと「チーム」があって、マネタイズもしっかりされていて、どひゃどひゃ儲かるシステムが構築されているのだろう。だからこそ、無料で見られる彼女のInstagramをうっとり眺めながら「アメリカって、すごいな」とため息をつくしかない日本のちっちゃなおじさんってことなのだがね。