ピコ太郎を世界的なスターにしたのは、ジャスティン・ビーバーのシェアのおかげと言われるのだが、そんなジャスティンの注目を浴びたことをきっかけに、彼女もまた、世界的なスターダムにのしあがったそうである。恐るべし、ジャスティン・ビーバーの影響力!
って話ではなく、紹介するのは、インカ・ウィリアムズ。
1999年9月9日生まれ。現在、21歳。15歳からモデルをはじめ、16歳のときにはすでに世界的なモデル事務所IMGと契約。インスタグラムのフォロワーは、現在、160万人。
インカ・ウィリアムズのインスタのすてきなところは、バリ島での写真が多いってことではないかと思う。
バリ島で生活していると、ファッション系の洋服を買いに行ったりするのはオーストラリアってことになるらしいし、撮影の仕事もオーストラリアが多くなるみたいだし、売れっ子になったいまならヨーロッパだってNYだって撮影のためなら行くだろうに、そういう写真はあまりなくて、ほとんどがバリ島。
しかも、学校を卒業した4年前にはロンドンでフルタイムでモデル業って話もあるのに、インスタの写真は、ほとんどバリ島。
裸足が基本なのである。
かっこいいなぁ。そのライフスタイルがめちゃくちゃかっこいい。インターナショナルスクールで学んだので、4種類の言葉を流暢に話せるらしいし。もう怖いものなしだ! なんて思ってしまうのは、金持ちニッポンに暮らしている視点かもしれない。彼女の写真を見ていると、ほんとうに身につけるべきものは、骨太の価値観なのだという気がする。自然を愛し、素朴に生きることから生まれる魅力。
しかも彼女は、トップモデルとして活躍しているにもかかわらず、身長165cmと小柄。それもまた、バリ島に生きる少女というイメージでいい。
この自然児のようないたずらっぽさは、ちょいとオードリー・ヘプバーンを思わせる。とにかく、飾らない美しさ。きっと彼女もオードリーのようにこれからどんどん世界を堪能させ続けるのだろう。でも、いつまでも、バリ島中心の生活は続いてほしい。自宅はバリ島で、ときどきセレブな場所で仕事してま〜す、みたいな。それが可能な時代になったからね。
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というわけで、最後に、インカのパパの写真も。彼女も言うように、まさにロックスター。